英単語のスペル(綴り)がなかなか覚えられない・・・
中学生で習う英単語を覚えるのが苦手だなあ
英単語をスラスラ覚えられる方法を教えてほしい!
こういった悩みを持つ中学生のために、この記事を書きました。
中学生になってから英語を本格的に習うようになったものの、
なかなか英単語のスペル(綴り)が覚えられずに苦労している人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は「英単語のスペルを覚えられない!」という中学生に向けて、
誰でも英単語をスラスラ効率よく暗記する方法を教えます。
英単語のスペルが覚えられない中学生の共通点とは?
私自身、日々生徒に英語を指導している中で、
「英単語のスペルがなかなか覚えられない」と嘆(なげ)く中学生をたくさん見てきました。
そういった生徒によくよく話を聞いてみると、ひとつの共通点があることに気がつきました。
それは、ほぼ全員が「英単語を音読(発音)しない」ということです。
つまり、英単語を覚えたいときに
「目で見るだけ」
「手で書くだけ」
というやり方の生徒が多かったということです。
少しキツいようですが、はっきり言います。
そりゃあ覚えられませんよ!!
私も「目で見るだけ」「手で書くだけ」で英単語を覚えろと言われたら、ものすごーーーく効率悪いです。
もはや縛りプレイ、苦行(くぎょう)みたいなもんです。
じゃあ、どうすれば効率よく英単語を覚えられるのか?
英単語のスペルをスラスラ覚える方法「音読&書く」
英単語のスペルを効率よく覚えるためのコツは、いたってシンプル。
音読しながら書く
これに尽きます。
では、英単語を音読(発音)しながら書くとなぜ覚えられるのか?
それは「人間の五感をフル活用しているから」です。
五感というのは、ざっくり言えば「目・鼻・口・耳・手」のことです。
ふだん私たちはこの五感を使って周りの情報を得て、生命を維持・成長しようとしているわけです。
もし英単語を覚えるときに「目で見るだけ」「手で書くだけ」だと、五感のうち1〜2個しか使っていないので、なかなか脳みそが覚えようとしてくれません。
ところが、音読しながら書くことによって、
- 英単語を書く → 手✋
- 書いた単語を見る → 目👀
- 目で見た単語を音読する → 口👄
- 音読した単語を耳で聞く → 耳👂
というように、五感のうち4つも使うことができます。
そうすると、脳みそが「これ(英単語)はよっぽど大切な情報なんだ。よし!しっかり覚えておこう!」と判断してくれるわけです。
英単語に限らず、何かを暗記・理解しようとするときには「音読しながら書く」というのが鉄則です。
ぜひ実践していきしょう!!
英単語のスペルをスラスラ覚える方法【5ステップ】
具体的に、英単語を効率よく覚える方法・手順を説明します。
以下の5ステップになります。
- 英語(音読)
- 英語 → 日本語(音読)
- 日本語 → 英語(音読)
- 日本語 → 英語(音読+書く)
- 確認テスト
例えば、
この英単語を覚えるとしましょう。
ステップ① 英語(音読)
まずは「practice」だけを見て「プラクティス」と発音できるようにします。
すぐに発音が出てくるまで何度も音読します。
ステップ② 英語 → 日本語(音読)
次に「practice」だけを見て「プラクティス」と発音して「練習する」と言えるようにします。(「プラクティス」「練習する」の文字は手で隠して)
practice → プラクティス、練習する
と、英語を見た瞬間に出てくるようになるまで何度も口で言います。
ステップ③ 日本語 → 英語(音読)
今度は逆に、「練習する」だけを見て「プラクティス」と発音が言えるようにします。
発音すると同時に「practice」というスペルを頭にイメージしましょう。
ステップ④ 日本語 → 英語(音読+書く)
ここに来て初めて英単語のスペルを書きます。
「練習する」を見て「プラクティス」と口で言いながら、紙やノートに「practice」と書きます。
最低10回は書きながら音読して、しっかり脳みそにインプットしましょう。
ステップ⑤ 確認テスト
ステップ①〜④を繰り返して何個か英単語を覚えたら、最後にまとめて確認テストをしましょう。
英語と発音は手で隠しておいて、日本語だけ見て、英語を発音しながらスペルが書けたらOK!
さっそく学校で習った英単語などを試しに覚えてみてください。
きっといつもより早く覚えられるはずです。
最後に
英単語は「目で見るだけ」とか「手で書くだけ」ではなかなか覚えられません。
今回紹介した覚え方をぜひ試してみてください!
質問・要望があれば気軽にコメントください👍