【高校数学】さいころの最大値・最小値の確率「公式」を伝授!【応用・入試問題つき】

「さいころの最大値・最小値の確率」の求め方がよく分からない

どうやって考えたらスラスラ解けるようになるの?

簡単に解く方法や、便利な公式があれば分かりやすく教えてほしい!

こういった要望に応えます。

 

さいころの最大値・最小値の確率」を求める問題は、国公立大・難関大レベル を目指す受験生なら、必ずマスターしておかなければいけません。

このページを読めば

  • 「さいころの最大値・最小値の確率」の簡単な求め方(公式)
  • わかりやすいベン図などの書き方
  • さいころの応用・入試問題の解き方

がマスターできます。

さいころの最大値の確率

まずは「さいころの 最大値 の確率」から見ていきましょう。

【例題1】$3$ 個のさいころを同時に投げるとき、次の確率を求めよ。

(1) 出た目の最大値が $5$ 以下

(2) 出た目の最大値が $4$ 以下

(3) 出た目の最大値が $5$

解説しやすいように、$3$ 個のさいころを投げたときの「出た目の最大値」を $ \color{red}{M} $ とします。

(1) 出た目の最大値が $5$ 以下

そもそも「出た目の 最大値 が 5 以下 $(M≦5)$」とはどういう意味でしょうか?

例えば

  • $(1, 1, \color{red}{5} ), \ (1, 2, \color{red}{5} ) \cdots (\color{red}{5}, \color{red}{5}, \color{red}{5}) $ → 出た目の最大値が $\color{red}{5}$ $(M=5)$
  • $(1, 1, \color{red}{4} ), \ (1, 2, \color{red}{4}) \cdots (\color{red}{4}, \color{red}{4}, \color{red}{4})$ → 出た目の最大値が $\color{red}{4}$ $(M=4)$
  • $ $ $ \vdots $   $\iddots$          $ \vdots $
  • $(\color{red}{1}, \color{red}{1}, \color{red}{1})$          → 出た目の最大値が $\color{red}{1}$ $(M=1)$

のように「出た目が 1〜5」ということです。

 

さいころ $1$ 個を投げるとき、1〜5 の目 が出る確率は

$ $ $ \displaystyle{ {( 1〜5 \ の目 ) \over ( 1〜6 \ の目 ) } \enspace \enspace = {5 \over 6} } $

$ \overbrace{ 1, \enspace 2, \enspace 3, \enspace 4, \enspace 5 }^{ \displaystyle{M≦5} } , \enspace 6 $

 

よって、さいころ $3$ 個を投げるとき

出た目の 最大値 が 5 以下になる確率 $ P(M≦5) $」は

「さいころ $3$ 個とも 1〜5 の目 が出る確率」なので

$ \displaystyle{ P(M≦5) = \left( {5 \over 6} \right)^3 } $

$ $    $ \displaystyle{ = {125 \over 216} } $

(2) 出た目の最大値が $4$ 以下

(1) と同様に考えると「出た目の 最大値 が 4 以下 $(M≦4)$」というのは、

先ほどの例のうち

  • $(1, 1, \color{red}{4} ), \ (1, 2, \color{red}{4}) \cdots (\color{red}{4}, \color{red}{4}, \color{red}{4})$ → 出た目の最大値が $\color{red}{4}$ $(M=4)$
  • $ $ $ \vdots $   $\iddots$          $ \vdots $
  • $(\color{red}{1}, \color{red}{1}, \color{red}{1})$          → 出た目の最大値が $\color{red}{1}$ $(M=1)$

のように「出た目が 1〜4」という意味です。

 

さいころ $1$ 個を投げるとき、1〜4 の目 が出る確率は

$ $ $ \displaystyle{ {( 1〜4 \ の目 ) \over ( 1〜6 \ の目 ) } \enspace \enspace = {4 \over 6} = {2 \over 3} } $

$ \overbrace{ 1, \enspace 2, \enspace 3, \enspace 4, }^{ \displaystyle{M≦4} } \enspace 5 , \enspace 6 $

 

よって、さいころ $3$ 個を投げるとき

出た目の 最大値 が 4 以下になる確率 $ P(M≦4) $」は

「さいころ $3$ 個とも 1〜4 の目 が出る確率」なので

$ \displaystyle{ P(M≦4) = \left( {2 \over 3} \right)^3 } $

$ $    $ \displaystyle{ = {8 \over 27} } $

(3) 出た目の最大値が $5$

出た目の 最大値 が 5 $(M=5)$」は

最初に挙げた例のうち 一番上の

  • $(1, 1, \color{red}{5} ), \ (1, 2, \color{red}{5} ) \cdots (\color{red}{5}, \color{red}{5}, \color{red}{5}) $ → 出た目の最大値が $\color{red}{5}$ $(M=5)$

だけなので

「(3)出た目の最大値が 5」$=$「(1)最大値が 5 以下」$−$「(2)最大値が 4 以下」

を計算すればいいわけです。

$ \overbrace{ \underbrace{ 1, \enspace 2, \enspace 3, \enspace 4 }_{ \displaystyle{\enspace \ (2) \\ M≦4} } , \enspace \underbrace{5}_{ \displaystyle{\enspace \ (3) \\ M=5} } }^{ \displaystyle{M≦5 \\ \enspace \ (1) } } , \enspace 6 $

 

よって、さいころ $3$ 個を投げるとき

出た目の 最大値 が 5 である確率 $ P(M=5) $」は

$ P(M=5) = P(M≦5)−P(M≦4) $

$ $    $ \displaystyle{ = {125 \over 216}−{8 \over 27} } $

$ $    $ \displaystyle{ = {61 \over 216} } $

ベン図で考えると

ベン図 P(M=5)

【公式】出た目の最大値 $M$ が $k$ である確率 $P(M=k)$

まとめると

「出た目の最大値が $k$」$=$「最大値が $k$ 以下」$−$「最大値が $(k−1)$ 以下」

より、次の公式が成り立ちます。

$n$ 個のさいころを同時に投げるとき

出た目の 最大値 M が k である確率 を $P(M=k)$ とすると

$ $ $P(M=k) = P(M≦k)−P(M≦k−1)$

$ $     $ \displaystyle{ = \left( {k \over 6} \right)^n − \left( {k−1 \over 6} \right)^n } $

$ \overbrace{ \underbrace{ 1, \enspace 2, \enspace \cdots \enspace k−1 }_{ \displaystyle{M≦k−1} } , \enspace \underbrace{k}_{ \displaystyle{M=k} } }^{ \displaystyle{M≦k} } , \enspace \cdots \enspace 5, \enspace 6 $

ベン図 P(M=k)

使い方

例えば、さっきの 問題(3) に当てはめると

$n=3, \ k=5$ より

$P(M=5) = P(M≦5)−P(M≦4)$

$ $    $ \displaystyle{ = \left( {5 \over 6} \right)^3 − \left( {4 \over 6} \right)^3 } $

$ $    $ \displaystyle{ = {61 \over 216} } $

注意点

「出た目の最大値が $1$」のときは要注意!

$k=1$ とすると

$P(M=1) = P(M≦1)−\color{red}{P(M≦0)} $

$ $    $ \displaystyle{ = \left( {1 \over 6} \right)^3 − \color{red}{0} } $

$ $    $ \displaystyle{ = {1 \over 216} } $

(注)「出た目の最大値が $0$ 以下」になることはあり得ないので

$ $ $P(M≦0) = 0 $

さいころの最小値の確率

次に「さいころの 最小値 の確率」を解説します。

【例題2】$3$ 個のさいころを同時に投げるとき、次の確率を求めよ。

(1) 出た目の最小値が $3$ 以上

(2) 出た目の最小値が $4$ 以上

(3) 出た目の最小値が $3$

解説しやすいように、$3$ 個のさいころを投げたときの「出た目の最小値」を $ \color{blue}{m} $ とします。

(1) 出た目の最小値が $3$ 以上

出た目の 最小値 が 3 以上 $(m≧3)$」とは、例えば

  • $(\color{blue}{3}, \color{blue}{3}, \color{blue}{3}), \ (\color{blue}{3}, \color{blue}{3}, 4) \cdots (\color{blue}{3}, 6, 6)$ → 出た目の最小値が $\color{blue}{3}$ $(m=3)$
  • $(\color{blue}{4}, \color{blue}{4}, \color{blue}{4}), \ (\color{blue}{4}, \color{blue}{4}, 5) \cdots (\color{blue}{4}, 6, 6)$ → 出た目の最小値が $\color{blue}{4}$ $(m=4)$
  • $ $ $ \vdots $   $\iddots$          $ \vdots $
  • $(\color{blue}{6}, \color{blue}{6}, \color{blue}{6})$          → 出た目の最小値が $\color{blue}{6}$ $(m=6)$

のように「出た目が 3〜6」という意味です。

 

さいころ $1$ 個を投げるとき、3〜6の目 が出る確率は

$ $ $ \displaystyle{ {( 3〜6 \ の目 ) \over ( 1〜6 \ の目 ) } \enspace \enspace = {4 \over 6} = {2 \over 3} } $

$ 1, \enspace 2, \enspace \overbrace{ 3, \enspace 4, \enspace 5 , \enspace 6 }^{ \displaystyle{m≧3} } $

 

よって、さいころ $3$ 個を投げるとき

出た目の 最小値 が 3 以上になる確率 $ P(m≧3) $」は

「さいころ $3$ 個とも 3〜6の目 が出る確率」なので

$ \displaystyle{ P(m≧3) = \left( {2 \over 3} \right)^3 } $

$ $    $ \displaystyle{ = {8 \over 27} } $

(2) 出た目の最小値が $4$ 以上

出た目の 最小値 が 4 以上 $(m≧4)$」とは、例えば

  • $(\color{blue}{4}, \color{blue}{4}, \color{blue}{4}), \ (\color{blue}{4}, \color{blue}{4}, 5) \cdots (\color{blue}{4}, 6, 6)$ → 出た目の最小値が $\color{blue}{4}$ $(m=4)$
  • $ $ $ \vdots $   $\iddots$          $ \vdots $
  • $(\color{blue}{6}, \color{blue}{6}, \color{blue}{6})$          → 出た目の最小値が $\color{blue}{6}$ $(m=6)$

のように「出た目が 4〜6」ということです。

 

さいころ $1$ 個を投げるとき、4〜6の目 が出る確率は

$ $ $ \displaystyle{ {( 4〜6 \ の目 ) \over ( 1〜6 \ の目 ) } \enspace \enspace = {3 \over 6} = {1 \over 2} } $

$ 1, \enspace 2, \enspace 3, \enspace \overbrace{ 4, \enspace 5 , \enspace 6 }^{ \displaystyle{m≧4} } $

 

よって、さいころ $3$ 個を投げるとき

出た目の 最小値 が 4 以上になる確率 $ P(m≧4) $」は

「さいころ $3$ 個とも 4〜6の目 が出る確率」なので

$ \displaystyle{ P(m≧4) = \left( {1 \over 2} \right)^3 } $

$ $    $ \displaystyle{ = {1 \over 8} } $

(3) 出た目の最小値が $3$

出た目の 最小値 が 3 $(m=3)$」は

最初に挙げた例のうち 一番上の

  • $(\color{blue}{3}, \color{blue}{3}, \color{blue}{3}), \ (\color{blue}{3}, \color{blue}{3}, 4) \cdots (\color{blue}{3}, 6, 6)$ → 出た目の最小値が $\color{blue}{3}$ $(m=3)$

だけなので

「(3)出た目の最小値が 3」$=$「(1)最小値が 3 以上」$−$「(2)最小値が 4 以上」

を計算すればいいわけです。

$ 1, \enspace 2, \enspace \overbrace{ \underbrace{ 3 }_{ \displaystyle{ \enspace \ (3) \\ m=3} } , \enspace \underbrace{ 4, \enspace 5 , \enspace 6 }_{ \displaystyle{\enspace \ (2) \\ m≧4} } }^{ \displaystyle{ m≧3 \\ \enspace \ (1) } } $

 

よって、さいころ $3$ 個を投げるとき

出た目の 最小値 が 3 である確率 $ P(m=3) $」は

$P(m=3) = P(m≧3)−P(m≧4)$

$ $    $ \displaystyle{ = {8 \over 27} −{1 \over 8} } $

$ $    $ \displaystyle{ = {37 \over 216} } $

ベン図で考えると

ベン図 P(m=3)

【公式】出た目の最小値 $m$ が $k$ である確率 $P(m=k)$

まとめると

「出た目の最小値が $k$」$=$「最小値が $k$ 以上」$−$「最小値が $(k+1)$ 以上」

より、次の公式が成り立ちます。

$n$ 個のさいころを同時に投げるとき

出た目の 最小値 m が k である確率 を $P(m=k)$ とすると

$ $ $P(m=k) = P(m≧k)−P(m≧k+1)$

$ $     $ \displaystyle{ = \left( {7−k \over 6} \right)^n − \left( {6−k \over 6} \right)^n } $

$ 1, \enspace 2, \enspace \cdots \overbrace{ \underbrace{ k }_{ \displaystyle{m=k} } , \enspace \underbrace{ k+1, \enspace \cdots \enspace 5 , \enspace 6 }_{ \displaystyle{m≧k+1} } }^{ \displaystyle{m≧k} } $

ベン図 P(sm=k)

使い方

例えば、さっきの 問題(3) で言うと

$n=3, \ k=3$ とすればよいので

$P(m=3) = P(m≧3)−P(m≧4)$

$ $    $ \displaystyle{ = \left( {4 \over 6} \right)^3 − \left( {3 \over 6} \right)^3 } $

$ $    $ \displaystyle{ = {37 \over 216} } $

注意点

「出た目の最小値が $6$」のときは

$k=6$ とすると

$P(m=6) = P(m≧6)−\color{red}{P(m≧7)} $

$ $    $ \displaystyle{ = \left( {1 \over 6} \right)^3 − \color{red}{\left( {0 \over 6} \right)^n} } $

$ $    $ \displaystyle{ = {1 \over 216} − \color{red}{0} } $

$ $    $ \displaystyle{ = {1 \over 216} } $

(注)「出た目の最小値が $7$ 以上」になることはあり得ないので

$ $ $P(m≧7) = 0 $

さいころの最大値・最小値の確率【入試問題】

さいころの最大値・最小値の確率」を学んだところで、少し難しめの入試問題にチャレンジです!

旧帝大・難関大の標準レベル の問題です。

【問題】さいころを $n$ 回投げる試行を考える。

(1) 出る目の最小値が $1$ である確率を求めよ。

(2) 出る目の最小値が $1$ で、かつ最大値が $6$ である確率を求めよ。 [類・北海道大]

(1) 出る目の最小値が $1$ である確率を求めよ。

今回のおさらいですね。学んだことを思い出しながら解いてみましょう。

【解答・解説】を見る

【解答】

さいころを $n$ 回投げるとき、出る目の最小値 $m$ が $k$ である確率を $P(m=k)$ とすると

$ $ $P(m=1) = P(m≧1) − P(m≧2)$

$ $     $ \displaystyle{ = \left( {6 \over 6} \right)^n − \left( {5 \over 6} \right)^n } $

$ $     $ \displaystyle{ = 1 − \left( {5 \over 6} \right)^n } $

(注)ベン図

ベン図 P(m=1)

(2) 出る目の最小値が $1$ で、かつ最大値が $6$ である確率を求めよ。

一気に求めるのではなく、順序立てて計算していきましょう。

【解答・解説】を見る

【解答】

さいころを $n$ 回投げるとき、出る目の最大値 $M$ が $k$ である確率を $P(M=k)$ とすると

$ $ $P(M=6) = P(M≦6) − P(M≦5)$

$ $     $ \displaystyle{ = \left( {6 \over 6} \right)^n − \left( {5 \over 6} \right)^n } $

$ $     $ \displaystyle{ = 1 − \left( {5 \over 6} \right)^n } $

 

また、さいころを $n$ 回投げるとき

$ \begin{cases}
事象 A 「出る目の最小値が \ 1」 \\
\\
事象 B「出る目の最大値が \ 6」 \\
\end{cases}$

とすると

$ \begin{cases}
\displaystyle{ P(A) = P(m=1) = 1 − \left( {5 \over 6} \right)^n } \\
\\
\displaystyle{ P(B) = P(M=6) = 1 − \left( {5 \over 6} \right)^n }  \\
\end{cases}$

 

よって、「出る目の最小値が $1$」かつ「出る目の最大値が $6$」である確率は

$ $ $ P(A \cap B) = P(A) + P(B) − P(A \cup B) $ ・・・(注1)

$ $ $ = P(A) + P(B) − \left\{ 1 − P( \overline{A \cup B} ) \right\} $ ・・・(注2)

$ $ $ = P(A) + P(B) − \left\{ 1 − P( \overline{A} \cap \overline{B} ) \right\} $ ・・・(注3)

$ $ $ = P(A) + P(B) + P( \overline{A} \cap \overline{B} ) − 1 $

 

ここで、$P( \overline{A} \cap \overline{B} )$ は

「出る目の最小値が $2$ 以上、かつ最大値が $6$ 以下である確率」

すなわち

「出る目が $2$〜$5$ である確率」

なので

$ $ $ \displaystyle{ P( \overline{A} \cap \overline{B} ) = \left( {4 \over 6} \right)^n = \left( {2 \over 3} \right)^n} $

 

したがって、求める確率は

$ $ $ P(A \cap B) = P(A) + P(B) + P( \overline{A} \cap \overline{B} ) − 1 $

$ $    $ \displaystyle{ = 2 \left\{ 1 − \left( {5 \over 6} \right)^n \right\} + \left( {2 \over 3} \right)^n − 1 } $

$ $    $ \displaystyle{ = 1 + \left( {2 \over 3} \right)^n − 2 \left( {5 \over 6} \right)^n } $

(注1, 2)集合の性質(個数定理)

$ $ $ P(A \cap B) = P(A) + P(B) − P(A \cup B) $

$ $ $ P(\overline{A}) = P(U) − P(A) = 1 − P(A) $

(注3)ド・モルガンの法則

$ $ $P( \overline{A \cup B} ) = P( \overline{A} \cap \overline{B} ) $

$ $ $P( \overline{A \cap B} ) = P( \overline{A} \cup \overline{B} ) $

以上です。お疲れ様でした!

【まとめ】さいころの最大値・最小値の確率

最後にまとめです。

$n$ 個のさいころを同時に投げるとき

出た目の 最大値 M が k である確率 を $P(M=k)$ とすると

$ $ $P(M=k) = P(M≦k)−P(M≦k−1)$

$ $     $ \displaystyle{ = \left( {k \over 6} \right)^n − \left( {k−1 \over 6} \right)^n } $

$ \overbrace{ \underbrace{ 1, \enspace 2, \enspace \cdots \enspace k−1 }_{ \displaystyle{M≦k−1} } , \enspace \underbrace{k}_{ \displaystyle{M=k} } }^{ \displaystyle{M≦k} } , \enspace \cdots \enspace 5, \enspace 6 $

ベン図 P(M=k)

 

$n$ 個のさいころを同時に投げるとき

出た目の 最小値 m が k である確率 を $P(m=k)$ とすると

$ $ $P(m=k) = P(m≧k)−P(m≧k+1)$

$ $     $ \displaystyle{ = \left( {7−k \over 6} \right)^n − \left( {6−k \over 6} \right)^n } $

$ 1, \enspace 2, \enspace \cdots \overbrace{ \underbrace{ k }_{ \displaystyle{m=k} } , \enspace \underbrace{ k+1, \enspace \cdots \enspace 5 , \enspace 6 }_{ \displaystyle{m≧k+1} } }^{ \displaystyle{m≧k} } $

ベン図 P(sm=k)

 

いつでもベン図などをかいて導けるように、考え方を覚えておきましょう!

 

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